【2022年】JADEブログ年間ランキング - 第1位はWebマーケターの多くが気になる「あれ」に関する記事!

2022年9月14日〜12月7日までにJADEが出したブログで特に反応の良かった記事などをランキング形式でご紹介。おすすめ記事もあります。

こんにちは!年の瀬、いかがお過ごしでしょうか?

JADEでは2022年9月から発信の強化をしていました。といったら、聞こえは良いのですが、実際はこんな感じです。

「週1でブログの更新が決まりました。こちら、よろしく頼みますよ。」

 

「!!!!!!!」(←JADE社内、戦慄の音)

 

そういうわけで、9月の中頃から12/7までに毎週、欠かすことなく14本のブログを毎週水曜日に出してきました。(みんなまじえらい)

 

その中で特に初速で反応の良かった記事やツイッターなどで反応の大きかった記事を紹介します。

 

「この記事初めてみたわ」「あーあったな、これ、読み返したいな」

そう思っていただけたならば、ぜひポチッと記事リンクをクリックしてください!アフィリエイトは仕込んでいませんが、大変に喜びます!

 

(※このランキングは、2022年9月14日~2022年12月7日に「JADEブログ」内で公開された記事の中から、リリース後3日間の総ユーザー数が多かった記事ランキング化しています)。

 

2023年はさらにJADE社内の知見からくだらないことまで発信の準備が着々と進んでおります。来年もゆるゆるとお付き合いください!

 

では、1位の記事からどうぞ!

 

【第1位】GA4の計測設計には設計ドキュメントが重要な件

村山さんの「これからGA4を計測実装していく方にむけて、どのようにGA4の計測実装を推進したら良いのか」という観点で書いた、ありそうでなかなか無かった視点の記事が1位に輝きました。

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一段落目の最初から

GA4の計測実装を考えている方とお話するとよく出る話題として「これは計測した方が良いイベントありますか?」や「オススメの計測ありますか?」などです。しかし、そんな便利なイベント計測やオススメの計測等ありません

かましてます。

 

共感の声もたくさん頂きました。

しんどいのもわかるっす…

 

村山さんのコメント

GA4のセミナーやブログでは、ユニバーサルアナリティクスからの移行の仕方、レポートの見方や活用方法ばかりで、現場に必要な運用方法に関する情報が少なかったためです。私はビジネスと同じようにデータも継続性が重要だと考えています。それは昨対比を見たいとかだけでなく、データへの関わり方での継続性です。使えないデータはゴミでしかありません。
GA4は様々な角度と視点でデータを集計し、アナリティクスにおける環境が向上したものの、自由度が高くなった故に、データの継続性に関するデメリットも内包していると思っています。それが少しの方にも伝わっていれば幸いです。

1位になって一言

現在のSEOのように文字数が多くなくても、更新頻度が高くなくても1位を獲得できることが体験できてよかったです!

 

……村山さん、絶妙に毒吐いてますがこれがわりと通常運転なので、2023年はさらなる毒吐きにも期待です。

 

 

【第2位】検索マーケターが知っておくべき検索エンジンと機械学習の話

長山さんがGoogle検索と機械学習との歴史から、現在の検索に関連するあらゆる技術やプロセスに機械学習が使われていることを説明した記事。これを読めば「Google 検索における機械学習の重要性について説明してください」という質問にBERTやMUMなどモデルの名前をただ答えるのではなく根本的な観点で答えられるようになります。それに、Web広告運用者の方もより肌で感じていることに納得感が増す記事です。

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大事なところはたくさんあるのですが、

常に検索クエリやドキュメント全体に影響を与えるシグナルはありません。検索結果ハックすることはさらに難しくなっています。検索におけるランキングにとって「常に正しい」と言えることは、ユーザーに焦点を当てたページを作成することです。

ユーザーファーストォォォォォォォォ……!

 

様々な観点で記事の紹介も頂きました。

この他にもSEO、Web広告、AIに携わる方、多くの方がコメントを寄せてくれたのが印象的な記事でした。

 

長山さんのコメント

機械学習は我々が利用する情報技術の根幹を成すようになりましたが、検索のような大規模分散システムにおいて機械学習がどのような役割を果たすかは、まだあまり多くの人に理解されていないように思います。しかし検索マーケターにとっては、市場を事実上独占しているGoogle検索がどのように機械学習を利用しているか、そのプラットフォームとサイトオーナーはどのように向き合うべきか、ということは非常に重要なはずです。この記事を通じて少しでもその理解の解像度が向上することを祈っています。

2位になった喜びの声

わあい入賞 ながやま入賞大好き

 

……社内チャットで「喜びの声ください」って送ったらこれがピッて来たんです。社内全員がそれ見れるので、数名がミーティング中にこれでお茶吹いたんですよ。(ガチで)急にぶっこんでくるのでまじで気が抜けない。知らなかったんですが、ファウンダーってそういうお仕事の人だったんですね(たぶんちがう

 

【第3位】【SEO担当不在サイトの広告担当者へ】知っておくといい初心者向けSEO5つのこと

小西さんがSEO担当のいないサイトの広告担当者向けに、広告にも影響があり、SEO観点で対応しているとしていないでは検索結果で大きく損をすることにつながりかねないポイントについてまとめた記事。

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Web広告やSEOに関わる方だけでなく、企画職やディレクターなど多くの職種の方に読まれるべきって声が多くありがたい気持ちが溢れました。

 

 

小西さんのコメント

広告運用者はたくさんのWebサイトのサポートに手を出せる立場にあることが多く、広告以外のことも知るとかなりいろんな人の手助けができるようになる可能性を秘めている、ということをずっと前から思ってました。これをきっかけにどこかで誰かが少しでも何かを良くできる動きが発生すると嬉しいなと思います。

3位になった喜びの声

ここ数ヶ月社内で一番記事を書いたのが僕で、上位を取るにも数こなすのは大切!数こなして3位取れてよかったです!僕より数こなしてない村山さんが飛び抜けて1位だなんていうことはまったく気にしてません!(泣)

 

……コメントの端々から、「村山さんへの圧」が伺えます。9月から出したブログ14本の内、6本を書いたのが小西さん。ほぼ半分。そりゃなんか言いたくなるのもわかる。ちなみに、4位の記事も全然趣の違う小西さんの記事。せっかくなので、こっちも読んでください!(圧)

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と、ここで終わると思いましたよね。私も思いました。

 

9月からブログはもちろんのこと、なにげに色々なレポートなども出してきました。

というわけで、ここからは「ゆっくり年末に読むのにぴったりだな!」とJADEメディア編集部がセレクトした記事をご紹介していきます。

 

ファウンダーが(チラッ としてきたので、この記事から参りましょう。

JADEが日々使うSEO分析フレームワーク

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JADEがSEOの分析を行う際に用いているフレームワークの概論をまとめた記事。

当社は「検索インタラクションモデル」と称して、以下のようなモデルを提唱しています。それぞれ、あるサイトがどのように検索エンジンや検索ユーザーと触れ合うかをモデル化した、非常にシンプルなフレームワークです。

  • 検索エンジンモデル: Discover - Crawl - Index - Rank (DCIR)
  • 検索体験モデル: Query - Click - Land - Surf (QCLS)

これまで長年SEOに携わってきた方でも、頭の整理に使っていただけそうなシンプルで明快なフレームワークになっています。それぞれの見るべき指標や内容は記事をご確認ください。

 

ただ…こちらの記事、ちょっと文字ばかりでつらい人もいるかもしれません。そんな方向けに紙芝居でわかる、ゆるゆるDCIR-QCLSモデルもまとめてあります。

お好みの方をどうぞ!

 

2022年9月コアアルゴリズムアップデートについての調査・考察

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コアアルゴリズムアップデートがあったタイミングでは、弊社で定期的にウォッチしているデータを元に動向や傾向についてまとめました。

話題になった「サブディレクトリ貸しのサイト」の動きやジャンル別の動きなどをデータとともに考察を述べています。

「今回の変動はどうだったの?」とみなさんが会社の偉い人に言われたときにそのまま使ってもらえるようなレポートを作っているので、次回以降のコアアルゴリズムアップデートの際には、ぜひ思い出してチェックしてもらえるとデータとにらめっこし、考察をウンウンまとめている篠原さんがとても喜びます。

 

コンテンツマーケティングを飛躍させる「オーディエンス・ストラテジスト」という職能

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コンテンツマーケティング文脈でもクライアントの皆様の課題のお役に立てるように少しずつご提案の幅を増やしている弊社。

本記事は、長年コンテンツマーケティングに携わってきた社長の伊東が「コンテンツマーケターのキャリア」について書いた記事。

少し中をのぞいてみると…

「過去20年コンテンツマーケティングの仕事においては、さまざまなチャネルやフォーマットが登場するたびに、コンテンツを適応させ最適化して届けることに多くの時間が割かれてきた。今後もこのようなコンテンツ資産の有効利用のための取り組みは必要であるものの、それ以上に必要な活動がコンテンツの先に存在しており、それは、オーディエンス(Subscribed Audiences)資産の戦略的活用である」。

職能的な観点で解釈すれば、これまでのコンテツマーケティングにおいては「コンテンツ・ストラテジスト」が発展してきましたが、「オーディエンス・ストラテジスト」ともいうべき存在がこれからは重要な役割を担うだろうと考えます。

オーディエンス・ストラテジストは、オーディエンスの「構築」から、「セグメント」「オーディエンスの価値定義」「オーディエンスデータの組織内統合」「計測」などを業務の視野に入れ、オーディエンスをこれまでと異なる「新しい視点」でとらえる立場です。

もはやコンテンツだけでなく、オーディエンス構築からその価値定義、最大化までトータルで見る立場が必要。それができるのがオーディエンス・ストラテジスト! 奥が深い!

JADEでは11月から導入します。

なんと〜〜〜〜〜!!!!!!

我こそは! という方、是非ご連絡を!

 

Helpful Content Updateについての調査・考察

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2022年8月25日から9月9日(米国時間)にかけて英語圏のみでリリースされた(現在はグローバルで展開)Helpful Content Updateについての調査レポート。

Googleの事前発表していた情報との照合や実際に影響を受けた情報のタイプ、これからの動向予測などを実例と共にまとめています。

今後もこういった動きに対しては調査レポートや考察を出していきます。チェックしてくれると篠原さんがとても喜びます。(2回目)

「わいはサクッと理解してーな」という方向けに紙芝居でわかりやすく説明もしています。

 

JADEの家族休暇制度がいいぞ

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JADEには有給休暇とは別に「家族の看病や介護」を理由にした「家族休暇」が年間6日あります。中島さんがこの家族休暇の存在によって感じている「家族を理由に休む際の遠慮から来る精神的負担の緩和」や「プラスになった副次的効果」について書いてくれました。

会社に「家族休暇」があるということは、家族を理由に休んでよいと会社が公に認めてくれていて、想定してくれている、と思えるわけです。その認識が社内にあると感じれらることで、当事者としてはいくらか肩の荷を下おろすことができるのです。

この状況は、子がいる親としてはすこし心が軽くなる、そんな制度だなと感じます。

 

いい話!!!!

 

うわ、社長、「ブログを週1で出せ!」って言った以来の登場だ。びっくりした…

 

休暇制度といえば、JADEには傷病休暇もあり、年間12日あります。「急に風邪を引いた!」なんてときには傷病休暇を使い、有給休暇はリフレッシュにまるまる使うことができます。

 

年末年始もしっかり休むぞ!!!

 

2022年、ありがとうございました。

そんなJADEはすでに年末年始休暇中でございます。

 

2023年も企業内外で奮闘するWebマーケティング担当の皆さんのお役に立てるよう、実務経験に基づく賞味期限の長いノウハウのご提供や難しいコンセプトをかみ砕いてご説明することを信条に情報発信を続けてまいります。

 

みなさまもよい休暇をお過ごしくださいませ。

 

良いお年を!