育休明けの平凡SEOコンサルはJADEで無謀なワーママライフを謳歌する。

JADEの今年のアドベントカレンダー7日目。2歳児の子育てをしながらJADEで働く藤井が、ワーママとしての1年半を振り返ります。JADEの制度を活かした働き方や、仕事と育児の両立について、FAQを交えながら率直に書いています!

こんにちは。コンサルタントの藤井です。

この記事は JADE Advent Calendar 2024 7日目の記事です。

記事タイトルは今年のめり込んだ漫画のタイトルからのオマージュです。

Kindle版まとめ買いへのリンクを設置しますが、アフィリエイトプログラムではありませんのでご安心ください。

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~私はSEOだけじゃなく、あらゆるWebマーケ知識の種を育てながら『無理のない働き方』を手に入れられるし、私の意思でいつでもリモートワークできるけど、この共働き世帯大丈夫?~(記事のサブタイトルもオマージュします)

 

現在JADEでは全職種で絶賛採用募集中です!!!

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とはいえ迷うものですよね

転職……軽々しくできるものではありません。今の仕事・職場に思い入れもあるでしょう。

知らない人といきなりカジュアル面談って緊張するし、ハードル高いし。

狭い業界だから、これからお仕事のパートナーとしてご縁が発生するかもしれないと思うと「受けてみて落ちちゃったらどうしよう」とか不安になっちゃいますよね。

他にもこんな悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

  • Webマーケティング代理店というと激務のイメージが先行してしまい、育児との両立は難しいと考えていませんか?
  • すでにSEOや広告などのWebマーケティング業界で活躍されている方で、これから家族を持つことに不安を感じていませんか?
  • いま育児休暇中だけれど、ちょっと想像以上に育児が大変だ。本当に復職して今の職場でやっていけるだろうかとハラハラしていませんか?
  • 30代以上、小さな子どもの子育て真っ最中では転職は難しいだろうと諦めていませんか?

JADEなら、そうとも限らないかもしれません。

ぶっちゃけどんな環境にも向き不向きはあるので、JADEなら絶対子育てがしやすいよとは言い切れないのが心苦しいのですが。

今回は、あくまでn=1の参考までに、JADEで正社員として1年以上働いてみた1児の母の雑記をお届けできればと思います。入社1年半エントリとでも言うべきか。

お子さんの有無に関わらず、未来のJADE社員候補のみなさんが、少しでも入社後の生活をイメージする手助けになれば幸いです!

 

筆者プロフィール:出産~入社~現在

改めましてJADEの藤井と申します。いままでJADEブログではこんな記事を書いてきました。

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ダラダラした人生を送っていましたが、28歳のときに前職の支援会社に入社したことで本格的にSEOを開始。それから結婚と第一子の出産を経験しました。

そしてJADEに入社したのは前職の育休明けから1ヶ月後、子どもはまだ保育園に通い出したばかり。ハイハイもできない0歳児でした。現在は2歳、おかげさまですくすく育っています!

履歴書右下の本人希望欄には、「小さな子どもがいるので9時~16時で働きたい」と正直に記載した記憶があります。

Junior Consultant として入社して1年数か月、先日ありがたいことに普通の Consultant にしていただきました。いやー、何十枚もの名刺に書かれた“Junior”を修正テープで塗りつぶすの大変でしたよ(冗談であることを明記してほしいと言われそうなので先に書いておきます)。

 

※子育てのしやすさ、ぶっちゃけ比較できません

勘のいい読者の皆さんはすでにお気づきかもしれませんが、私は他の会社で働きながら子育てをしたことがありません。

出産・育休を経験してからの即転職でしたので、JADEが「ワーキングマザー」としての初めての職場なんです。

そのため、「他社と比べてどうか」という点については、頭の中で他社の環境を思い浮かべたり、ママ友との情報交換をもとにお伝えすることになります。

ただ、だからこそフラットな目線で率直に、2歳児育児中のJADEでの働き方についてお伝えできるというメリットはあるかなと思います。

 

JADEで働いて1年半経つ共働きワーママだけど何か質問ある?【FAQ】

よくある質問ならぬ、よくありそうな質問を考えてみました。

役員でも管理職でもない平社員の目線でお答えします。

 

Q1. どうしてJADEを選んだの?

元々は、すでにJADEで働いていた現上司に声をかけていただいたのがきっかけでした。

裁量労働制で出社は自由、プロジェクトはすべてチーム制というJADEの働き方に魅力は感じたものの、さすがにほわほわの赤ちゃんを抱えて今すぐ転職というのは考えにくく、職場復帰して落ち着いてから改めて熟考する予定でした。

しかしお声がけいただいて少し経ったころ、育休中だった前職でアフターコロナにおける出社ルールの見直しが始まり、育休復帰後に子育てをしながら働くことに強い不安を感じました

もしかしたら、やろうと思えばできたかもしれません。リモート勤務が普及する前の先輩方も、みんなそうやって子育てしてきたのですから。

しかし時短勤務で年収が減ったうえで出社が増えるか、裁量労働制で年収は減らない(転職することで再度査定される)で出社自由か……などなどさまざまな要素を考慮した結果、思い切ってJADEのカジュアル面談を受け、選考を受けることを決意しました(ちなみに落ちたら前職にとどまるつもりでした)。

チャンスが目の前にぶら下がっている……否、チャンスを目の前にぶらさげてくれた人がいる。

私はもはや、コロナ禍以前の働き方に戻ることはできません。

些細なことが多数重なり、転職を考えるタイミングが予定より早まったといったところでしょうか。

 

Q2. 育休明けて即転職、罪悪感とかないの?

産前産後休暇に入る前、「絶対帰ってきますんで!」と笑顔で言ったのですが、結果としてその言葉に嘘を付くことになってしまいました。また、私が復職したら任せたかった仕事があったそうで、信頼してくださった上司や同僚の期待に沿えず、予定を狂わせてしまったことは申し訳無く思いました。

ただ、一番迷惑をかけない転職タイミングだと思ったんです。お休みに入る前に引き継ぎを全て済ませているので、中途半端に復職して数ヶ月で退職するよりは良かったのではないかと思っています。

「育休は復職を前提とした制度」と言われています。一方で、職業選択の自由が日本国憲法で定められています。

復職に不安を抱えている育休中のお父さんお母さん、憲法のことを思い出してみると、視野が広がるかもしれません。

 

Q3. 専業主婦、あるいはパートになるという選択肢はあった?

私の場合、ありませんでした!

  • 夫の収入だけでは、東京で子育てを続ける自信がない
  • 私自身が、家事に苦手意識がある
  • 子どもと一日中一緒にいるのは向いていなさそう
  • 夫婦がともに家事と収入の主担当を担えるよう、リスクを分散しておきたい

これらの理由から、私たちは交際開始の時点でゆくゆくは共働き世帯となる意向を固めておりました。

 

Q4. JADEの面接に受かるコツは?

あくまで主観ですが、自分をよく見せようと面接でカッコつけそうな人は、あまりJADEメンバーにはいない気がします。

素の自分のまま、相手に敬意を持って、質問されたことに答えるだけです。

ね、簡単でしょ?

 

Q5. 出社とリモートの割合はどのくらい?

私の場合、週1回程度の出社を目安にしています。一方で毎日のように出社されている方もいますね。

出社の頻度・割合・曜日は基本的に自由です! ただしその日の業務内容によっては出社を指示されることがあります。

雨の日、めっちゃ寒い日、めっちゃ暑い日は出社人数がガクッと減ります。皆さん身体を大切にされているみたいです。いいことですね。

JADEは「出社歓迎だけど強制はしたくない」というスタンスの会社です。

オフィスは秋葉原と渋谷の2拠点があって、私は秋葉原のほうが多いですね。

秋葉原本社はにぎやかで人も多いので、人と話して育児のストレスを発散したいときにぴったりです。

渋谷は比較的静かで、集中して作業がしたいときにオススメです。

「会って相談したい人は今日どちらにいるか」「食べたいランチはどっちにあるか」で決めることもあります。

ただ、出社すると移動時間分だけ仕事時間が減るので、納期ラッシュのときなんかはリモートワークが続くこともあります。

子どもの発熱(特に新型コロナ!)と仕事の山場が重なって、1ヶ月くらい出社できなかったことも、2回はある気がします。それでも特になにか嫌味を言われたり、評価を下げられたりといったことは全くありません。

 

Q6. JADEで時短勤務はできるの?

正式な時短制度はありません。裁量労働制を活かして、自分で仕事量を調整することで実質的な時短を実現しています。私は「セルフ時短」と呼んでいます。

セルフ時短の取り組みとして、夕方以降のカレンダーを毎日ブロックしています。「16時以降に会議を入れる際はご相談ください」という予定を入れているのです。

リモートの日は問題ないのですが、出社していると16時には仕事を終えないと保育園のお迎えに間に合わないため、このようなセルフ時短を実施させていただいております。

しかしまあ、自分で仕事量を調整するって難しいですね。たくさんの経験値を積みたい気持ちVS自分のキャパVSダークライ。

 

Q7. 裁量労働制って、何時から何時まで働けばいいのかわからない!

働く時間は完全に自分次第です。とはいえ22時以降の深夜労働は推奨されていません。

だいたいの人は9時か10時くらいから始めて、18時や19時には終わっているようです。中には早朝派や、お昼前からスタートする人、夜になるとゾーンに入っちゃうなんて人もいます。

途中でジムを挟む人もいて、本当に自由、人それぞれです。

仕事とプライベートを厳密に分けるというよりは、両者の間を柔軟に行き来できる人が多いように感じます。

ただし、職種・レベルによってはフレックス制の方もいらっしゃいます。全員が裁量労働制ではありませんのでご留意ください。フレックス制でも「ちょっと病院行ってきます」くらいの急な予定変更にはマネージャーとの相談次第で柔軟に対応できます。

 

Q8. 残業が必要な場合はどうしてる?

子どもの寝かしつけをパパにお願いして、夜に作業することもあります。

ただ、JADEのコンサルティングは1案件あたり2人以上(ほとんどの案件では3人以上)のチームで担当するので、突発的な事態でも誰かがフォローできる体制が整っています。子どもの体調不良だけでなく、自分の体調不良でもそうです。

助けたり助けられたりが基本ですが、私は助けられることのほうが多いです。いつもありがとうございます。子どもが大きくなったら倍返しする所存です。

 

Q9. 急な子どもの体調不良への対応、どうしてる?

まずは病児保育の利用を検討します

私の住む自治体では、朝から夕方までの利用で2,500円。決して高額ではないのですが、「働くためにお金を払う」というのは複雑な気持ちになりますよね。保育園の費用も払ってるのに。

また、病児保育も万能ではありません。定員がいっぱいで預けられないことや、感染症によっては受け入れてもらえないケースもあります

そういった場合は、在宅で子どもを見ながら仕事をすることになります。ぶっちゃけハードです。

年齢・月齢ごとに異なる大変さがあり、月日とともに大変さのベクトルが変化するのが面白くてしんどいポイント。

0歳なら頻繁に授乳やおむつ替えが必要ですし、保育園通いたての頃は発熱の頻度が半端ないです。

1歳なら歩ける子も多いけど、まだまだ危なっかしいので物理的な安全が心配です。ウチの子はベビーサークルに入れると泣いて泣いて大変だったので最終的には撤去しました。

そして2歳児はとってもかまってちゃんで、イヤイヤ期でございます。親と同じ部屋にいたら、一緒に遊びたくて話しかけてきます。

テレビを見せたところで、リモコン操作はまだ自分でできません。リモコンを親の手に押し付け、「アンパンマンにしろ」「はたらくくるまを聴かせろ」とあの手この手でアピール。

そして親のやることには興味津々・好奇心旺盛なのでパソコン作業を邪魔してきます。

このブログも子どもがテレビに夢中なうちに続きを書こうとしたのですが、気がついたら近づいてきて、ウィンドウを閉じるな!トラックパッドを三本指でシュッとするな!よだれを垂らすな!

10分で挫折したときの様子

仕事の効率は半分以下、精神的・肉体的な疲労は2倍以上というのが体感です。そんな状態の自分を自分で許してあげることが大事かなと思います。

ただ、リモートワークという選択肢があるからこそ、毎回有給休暇を使う必要がないのは助かっています。「集中できなくても仕方ないから在宅で頑張るか、思い切って休むか」という選択は、その時のタスク状況や個人の価値観によって変わってくると思います。

そして、こういう経験をするたびに、普段から子どもたちの面倒を見てくださる保育士さんたちへの感謝の気持ちが深まるものです。

 

Q10. JADEの家族休暇って実際どんなかんじ?

JADEの家族休暇は、子どもの看病はもちろん、大人の家族・親戚のお見舞いや看病にも使える制度です。

年間6日間が付与され、入社初日から使用できます。

有給休暇は入社後半年間待つ必要があるため、その期間の突発的な休暇に対応できるのは心強いポイントです。ただし、家族休暇は有給休暇と異なり、年度内に使い切れなかった分は翌年への繰り越しができません。

離れて暮らす家族のお見舞いや、ご不幸があった際の葬祭参加にも使えるので、一人暮らしの方でも恩恵を受けられるかもしれない制度です。

私の場合、この制度にはすぐにお世話になることに。

なんと入社日当日に子どもが発熱。最初の2日間はパパに休暇を取ってもらったものの、さすがに3日目は休めないぞと。結果として、入社3日目にして家族休暇を使わせていただいたのです(その後、自分も風邪をもらって発熱し、今度は傷病休暇を申請したのはまた別のお話)。

このように、入社直後から取得できる休暇制度があることは、子育て中・介護中の社員にとって大きな安心材料となっています。

 

Q11. 傷病休暇もあると聞いたのですが……

入社と同時に付与される休暇制度として、家族休暇のほかに傷病休暇もあります。こちらは年間12日間、翌年への繰越は不可です。

子どもから病気をもらうと、大人の方が重症になりがちですよね。特に胃腸炎とか手足口病とか。こちらもたいへんお世話になっている制度です。

あと、大きな災害や近場での犯罪、痛ましい事故などのニュースに触れると、気分の落ち込みだけでなく、頭痛や腹痛、関節痛といった身体症状が現れるという方は少なくないですよね。

JADEでは、このような心身の不調に対しても理解があるというか、いい意味で特別扱いをしない対応をしてくれます。

役員面接の際、傷病休暇についての説明があり、メンタルに起因する体調不良でも制度を利用できると社長から直々に伝えていただきました。体調不良は何が要因だろうと体調不良ですからね。

会社全体で社員の心身の健康を大切にする姿勢を感じ、安心して働ける環境だと実感した瞬間でした。

 

Q12. 有給休暇は取得しやすいですか?

もちろん好きな日に取得できます。理由を訊かれることはありませんし、法律上も必要ありません。労働者の権利です。

ただし極端な話、自分が登壇するウェビナーの日程FIX後に、「やっぱりこの日は有給とってゲームしたいんじゃ~~」とか言い出したら、「ちょっとまって!?」と声がかかる可能性はあると思います。

上長に事前に報告し、やるべきタスクを期日までにこなし、休みたい日にMTGがある場合はリスケや欠席連絡・伝達事項共有をきちんと済ませた上で、柔軟に有給を取得することができます。

1週間ほどのおやすみをとって海外に行かれる方も。各々のバケーションを謳歌できます。

 

Q13. 子育て中の社員は多い?

中学生以下のお子さんがいる社員は、ざっと10人弱くらいでしょうか……全社員数は2024年12月時点で24名ですから、半分弱くらいですかね。

ちなみにJADE社内の Google Chat には子育てスペースがあります!

他の雑談チャットで子どもの話題を出すこともありますが、専用スペースではよりディープな話題や、先輩パパママからのアドバイスをもらえることもあり、励まし合って頑張っています!

「お宮参りした!」「送迎疲れた」「学級閉鎖だ!!」「ラン活早くない?」などなど、それぞれお子さんの年齢は違うけれど、楽しくまったりと会話しています。

 

Q14. JADEで働きながら育児をするのに向いていない人は?

自分の仕事をセーブできない人、頼まれたら何でも一人で全部やっちゃう人かなーと思います。

パンクして倒れてしまったら元も子もありませんからね。

自身の状況やキャパシティを把握し、各タスクにかかる工数を予測し(これがむずかしいんだよ)、必要に応じてチームメンバーと協力しながら進める。それがJADEでの持続可能な働き方につながると思います。

 

Q15. JADEは給料が良いって本当?

ぶっちゃけわかりません!何をもって給料(待遇)が良いと定義づけるのかわかりません。

そりゃ、転職したので前職よりは上がりましたけど、同じ職種で転職したら年収は上がりやすいものですからね。

中途・新卒別け隔てなく、その人のスキルを見て採用してくださるので、給与に学歴が関係ないのはありがたいところです。

なんなら採用してみたら新卒だったというエピソードもあるくらいです。

純粋に、会社にもたらした良い影響や成果物などで評価されるので公平で、かつシビアだなぁと思います。

むしろここから上げていくのは大変そうだなぁと感じています。仕事に使える時間が短いということは、経験できる仕事の種類としては少なくなってしまいます。ですから私の課題は、今できる業務のクオリティを落とさずに時間短縮を目指すこと!目先の目標はそれですね。

 

Q16. 子どもがいてもキャリアアップできる?

結論、子どもや配偶者の有無はJADEにおけるキャリアアップには関係ありません。役員は全員パパさんですし、ママさん管理職もいらっしゃいます。

子どもの有無よりその人次第といえるでしょう。

JADEの評価制度では、直接の上長だけでなく、一緒に働いた同僚複数名からの他者評価をもらいます。さらに役員・管理職全員による評価会議というものが実施され、最終的な評価が決定します。多角的に評価されるため、いわゆる"評価ラインガチャ"のようなものが存在しません。

先に申し上げたように実力主義なので、「子どもがいる割には頑張っているな」のようなバフとか、「子どものせいにして残業してくれないなぁ」のようなデバフはかかりません……と思っています。

具体的な昇進例でいうと(自分のことしか書けませんが)、私は育休明けすぐに入社し、1年経過したあとの査定でジュニアを卒業しました。やっとチュートリアル終了って感じです。

一方、ずっと昇進せずに同じレベルをキープしている方もいます。それは決してスキルが向上していないわけではなく、昇進は任意だからです。

レベルアップすることで求められる期待値は上がり、責任の範囲も広がります。よって、あえて昇進しないという選択肢をとることも可能です。

ちなみに昇進を希望する人は、「どうしてこの人がレベルアップするべきか」というレベルアップ推薦文を3人からもらう必要があります。これをたまに読み返すと元気が出ます。JADEハックです。

 

Q17. 男性でも育休は取得できますか?小さい会社だから無理でしょ?

男性社員の育休取得実績、あります!!!(クソデカ大声)

 

Q18. 仕事なんて、子どもが大きくなってからでもできるんじゃない?

これは定期的に、私が私に囁きかけてくる質問です

SEOは総合格闘技。ただでさえ変化が早い業界でありながら、学ぶべき範囲が広すぎる。まだまだ知らないことだらけです。

若手の方々が次々と新しいスキルを身につけていく姿や、ベテランの方々がますます研鑽を重ね続ける様子を見ていると、正直嫉妬します。

いくら隣の芝生云々と言われようと、そんなに人間ができていないもので。

業界の有名人が集まると言われているJADE。その中にありながら能力的には凡人で、家庭があり、頭もそんなに良くないし、身体も強いとはいえない自分が、この先やっていけるのか。

もっと睡眠を削って学習するべきではないか。土日は子どもを託児所に預ければいいじゃないか。仕事にかける比率が少ないんじゃないか……と、もしかしたらこの先ずっと悩み続けるのかもしれません。

一方で、子どもが通っている保育園の懇談会で、担任の保育士さんが言った言葉が心に残っています。

「お子さんたちは保育園で本当に頑張っています。なのでお家に帰るととても甘えてくると思います。たくさん甘えさせてあげてください。今のうちだけですよ? 本当に、あっという間ですよ? 大きくなったら、お金さえ渡せば満足しますからね(笑)」

仕事と育児のバランスで迷うとき、この言葉が脳裏に浮かびます。

そして、「家にいる時間は家族とのコミュニケーションを大切にしたい。そして来たるべきときに自然に子離れできる親になりたい」と思い直すのです。

JADEの素晴らしいところは、キャリアと家庭(あるいは仕事と趣味などなど)のバランスを各々が自分なりに調整できる環境であることです。「あなたはこのぐらいの量の仕事をやってね」と強制されることはありません。

常にキャリアアップを追求したい人も、家族との時間を大切にしたい人も、それぞれの働き方を認めてもらえる。

そしていざ私が仕事に全振りするときがきたら、きっと歓迎してくれるだろうなと思わせてくれる。

キャリアと家庭の比率を柔軟に調整できる社風に、本当に感謝しています。

 

JADEで子育てしながら楽しく働くコツ

あくまで私がこうありたいと思うことを書いています。全部はできていませんが、心がけています。心がけているだけですよ。

 

他人と比べない

つい比べてしまうからこそ、あえて自分に言い聞かせています。

他人と自分は違います。「あの人は子どもが複数人いるのに、私より多くの仕事をこなしている」と思うことはありますが、一人ひとりの状況は異なります。

そもそも私のSEOコンサルタントとしてのキャリアは28歳から始まりました。育休期間もあります。20代前半からWebマーケティング業界で働いている方々とは異なる道のりを歩んでいます。

個人のキャパシティ、業界経験、ワークライフバランスの価値観、家庭環境(配偶者の収入や家事コミット具合、実家の近さなど)も、それぞれ違います。

だから比較には意味がありません。というか条件が違うのですから比較はできません

他人と比べるのではなく、優れているところを学び、吸収していく姿勢。自分なりのペースで成長していけばいいのだと思います。

 

可処分時間の少なさに折り合いをつける

これも、折り合いがつけられないからこそ自分に言い聞かせていることです。

可処分時間が少ないことは確かにデメリットですが、逆に「限られた時間で成果を出さなければ」という意識が、仕事の効率化や本質的な価値の追求につながることもあります。時間の制約を受け入れた上で、その中でできる最善の方法を探っていく。それが子育てをしながら働く私たちのリアルな姿なのかもしれません。

――とClaudeがいいことを言ってくれました。

↑雑なプロンプトでは事実に即していない箇所がほとんどだったので、最後だけ採用。

 

悩みながらでも手を動かし、その結果をシェアする

立ち止まっている時間が一番もったいないんです。ただでさえ可処分時間が少ないんですから。

特にチームで動いている以上、自分のところで仕事が止まってしまうことは、会社全体にとってもマイナスになってしまいます。

JADEは怖いとか怖くないとか、会社じゃないみたいだとか言われていますが、「こういうことで悩んでいます!」と声を上げれば、必ず誰かが助けてくれる優しい集団です。

ここで大事なのは、「ここまでこういう方法でやってみたけど上手くいかない」「この方向性かなと思うけれど確信が持てない」と、つまづいている箇所や経過、背景を言語化することです

そうすることでより適切なアンサーが返ってくることでしょう。

仕事だけでなく、学びでもそうです。

これも自戒なのですが、効率の良い学び方を延々と探し求めてしまい、何の知識も経験も得られないことがあります。受験生のときは参考書を選ぶために何時間も立ち読みしているタイプでした。

効率の良さを求める前に、とりあえず雑にやってみるって大事だと思うんです。それをシェアすると、もっと良くする方法や楽にする方法を誰かが教えてくれるのがJADEという環境なのです。

 

テキストコミュニケーションへの適応

リモートとオフィス出社が混在するJADEでは、テキストコミュニケーションをていねいに行うことが重視されます。

そしてリモートが多くなりがちな育児勢は会って話す機会が少なくなりがちなぶん、テキストコミュニケーションを積極的にとり、進捗を共有することが求められると思います。

そういう意味では、いちいち文字にするよりも電話のほうが楽という方はJADE向きではないかもしれません

言った言わないでトラブルになるのは建設的ではありませんし、言ったことはその場にいた人にしかわかりません。上手く表現できませんが、それってJADEらしくないと思うのです。

 

自分に合った集中方法を身につける

子育てはトラブルがつきもの。そうでなくても人生にトラブルはつきものです。今日はなんだか気が散って集中できないなぁという日は、親でなくても誰にでもあります

瞑想をする、散歩をする、お菓子を食べるといった行動で気持ちを切り替えるなど、集中方法をひとつ以上持っていると役立ちます。

私はポモドーロ・テクニック用のタイマーアプリを使用しています。25分の作業と5分の休憩をワンセットとして繰り返すのですが、極度に集中しすぎて疲労することを防いでくれます。

普通のタイマーを使ってもいいですし、YouTubeにも25分の集中と5分の休憩を繰り返す動画が上がっています。

私はたまたま話題になっていた gogh(ゴッホ)というアプリを使用しています。自分好みのアバターを作ると、スマホの画面の中で作業している様子が映し出されます。BGMや環境音、タイピング音などを流しながら一緒に作業すると、スッと集中できるのです。

 

LLMなどを活用して効率化を図る

この記事では、前述のFAQの設問リストアップと読みやすい順番決めに、LLMのClaudeを使用しました。他にもDS.INSIGHTやJADEで開発したAmethystなど、さまざまなツールを業務で使うことができます。

それからスプレッドシート関数や正規表現も、覚えておくと大幅な時短に繋がります。

blog.ja.dev

↑ブクマしてます。

楽するための工夫・苦労を惜しまないことが大事です。

 

JADEに応募するとき、背中を押してもらった記事

最後にこちらの記事をご紹介しますね。

面接を受ける前にAgendさんのこの記事に出会えて本当に良かったです。

ぶぶ漬けフレームワークの話とか、リモートと出社の混在でもコミュニケーションに支障がないこととか、JADEの社風がとてもよくわかったので自然体で面接に挑むことができました。

agend.jp

 

子育ては、本当は楽しいことですからね。

自分の子どもを持つと、世の中の見え方が大きく変わります。人生の第二期、セカンドライフがスタートします。

不可逆な変化なので、その変化を必要以上に恐れてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

なにぶん私もそうでした。自分の子どもを愛せなかったらどうしよう。育児タスクができなかったらどうしよう。お金が足りなかったら……などなど、未知の変化に不安や恐怖はつきものです。

結果論かつ、大きな病気や怪我もなく健康に育ってくれた生存バイアスかもしれませんが、今は不安や恐怖を幸福が大きく上回っています。

人間の赤ちゃんがどのように成長し社会的な生き物になっていくかを間近で見られる面白さ。仕事で疲れても、保育園にお迎えに行ったときの笑顔で疲れが一瞬で吹っ飛ぶ不思議。バリアフリーの恩恵を受けること。野球観戦時の「ファールボールにご注意ください」を本当に注意するようになったこと。ベビーカーをバスに乗せるのを手伝ってくれる人。電車の車椅子・ベビーカー優先ゾーンを譲ってくれない人。休日のデパートでエレベーターを何台も見送るフラストレーションに、ベビーカーなしでもそこそこ移動できるようになった成長のありがたさ。最近の子ども番組のクオリティの高さ。育児用IoT家電のすごさ。

すべて自分の子どもを持つまで見えなかった、経験できなかったことです。

子育ては(大変さもあるけれど)楽しいというテキスト情報が、もっと世の中に溢れたらいいのにと思う今日このごろでした。

↑疲れが吹っ飛ぶ瞬間。17時以降にクライアント様とのMTGがある日はパパがお迎え担当なので、帰宅時の娘の声もぴょんぴょんしている気がします。

 

↑惚れてまうやろーーーーー!!!!!

 

ここでは言えないこと、たくさんお話しできるかも!

SEOが好きな子育て中のパパママさん!ぜひぜひお友達を前提にゆるーい会話から始めましょう!

そうすればここには書けないことや、私には思いつかない観点からのご質問に可能な範囲でお答えできるかもしれません!

役員でも管理職でもないJADE平社員の忌憚ない意見を聞きたい方、今後ともよろしくお願いします!

 

学習したことのアウトプット用に作成したアカウントですが、結局こんなことも言っています。マシュマロも設置しています。

さて、この記事には一瞬LLMのClaudeが登場しました。実はこれ、明日の記事への伏線です。JADEの社員は業務上必要な場合に限り、Claudeの有料プランに加入できるのです!DS.INSIGHTといい福利厚生がすごいです!

明日の JADE Advent Calendar 2024 は、「名は体を表すとはこのことか!」でおなじみの、LLMの魔術師・日西AIさんが満を持して登場します!お楽しみに!