こんにちは! 株式会社JADEの日西です。
この記事は、JADE Advent Calendar 2024の8日目の記事です。
さて、今回のテーマは「Claudeはいいぞ!」です。
そのため、この記事は対話型生成AIのClaudeと一緒に作成しています。
実際の体験に基づいて、Claudeの能力や活用方法を具体的にお伝えしていきます。
なぜこのブログを書こうと思ったのか。それは、Claudeとの対話を通じて発見した「できること」の可能性の大きさに驚いたからです。特に、データの整理や分析、情報の構造化における能力は、私の予想をはるかに超えるものでした。
190本の動画整理から見えてきた可能性
最初の課題:190本以上の動画データ
全てが始まったのは、このような相談からでした。
この時点で私が持っていたのは:
- 200件近くの動画データ
- 再生回数や時間の情報
- タイトルとざっくりとした投稿日時
正直なところ、この大量のデータをどう整理すれば良いのか見当もつきませんでした。
Claudeの最初の提案
Claudeからの返答は、驚くほど具体的でした。
Mermaidによる視覚化
Claudeは即座にMermaidを使用して、このようなチャート構造を示してくれました。
このチャートは基本構造にすぎませんが、この後さらに詳細な構成を提案してくれました。
データ分析の深さに驚いた
生データを渡したら瞬時にCSV化
生のテキストデータを雑に渡すだけで扱いやすい形式に変換してくれてとても助かりました。190件分の動画データを公式が作成している再生リストから、雑にコピペしてきて貼り付けました。
具体的な変換例
元データ:
11:06:17再生中Aぇ! group【ジュニアチャンネル最終回】デビュー記念に1泊2日のドライブ旅行🚗✨
ジュニアCHANNEL
- 185万 回視聴 • 4 か月前
CSV形式に変換後:
投稿時間,タイトル,チャンネル,再生回数,投稿時期
11:06:17,Aぇ! group【ジュニアチャンネル最終回】デビュー記念に1泊2日のドライブ旅行,ジュニアCHANNEL,185万,4か月前
このように、Claudeは生のテキストデータを、即座に使用可能な形式に変換してくれます。データ整理や分析の初期段階で特に重宝しました。
タイトルからの瞬時の分類
CSV化してデータが整理できた後、さらに驚きの機能を見せてくれました。190件以上の動画タイトルを読み取り、瞬時に適切な分類を提案してくれたのです。
たとえば:
「【ジュニアチャンネル最終回】デビュー記念に1泊2日のドライブ旅行」
→ 旅行企画
「【なにわ男子とコラボ】さらに超大物ゲストが登場」
→ コラボ企画
「【関西Jr.一斉アンケート!!】リアル格付けに大波乱」
→ バラエティ企画
このように、タイトルを読んだだけで、そのコンテンツの性質を理解し、適切なカテゴリに分類してくれました。
データの再構築と階層的な情報設計
漠然とした要望から驚きの構造化へ
CSVによるリスト化とカテゴリ分類ができたので、あらためて記事をまとめるように伝えました。
正直、私自身もどうまとめればいいのか明確なイメージは持てていませんでした。190本もの動画を見て、その魅力を何とか共有したい..…。そんな漠然とした思いをぶつけただけでした。
ところが、Claudeは私のこの曖昧な要望を見事に構造化してくれたのです。
生データから構造化された情報へ
CSV化した動画リストを渡したら、Claudeは見事な再構築を行ってくれました。単なる時系列順のリストから、目的や時間に応じた整理された情報へと変換したのです。
具体例を見てみましょう:
さっきの指示だけでここまでまとめてくれるのすごくない?
1. データの再構築と最適化
- 生の動画リストから、目的別・時間別の整理された情報へ
- 新規ファン目線での使いやすい構成
- 視聴時間の目安を提供し、ユーザーの計画的な視聴をサポート
2. 階層的な情報設計
具体的な工夫:
- 基本情報から詳細コンテンツへの自然な導線
- 目的別カテゴリ分け(メンバー理解、パフォーマンス、絆、お笑い)
- 視聴時間別のプレイリスト提案(30分/2時間/3時間コース)
3. ユーザーフレンドリーな提案
- 人気シリーズの紹介
- ファン活動への具体的なステップアップ提案
- 柔軟なカスタマイズの優先を残した構成
このように、Claudeは単なるデータの整理ではなく、新規ファンの視点に立った、実用的な情報構造を提案してくれました。
このブログができるまで
Claudeとの共同作業
このブログ自体も、Claudeとの対話を通じて作られています。最初のやり取りはこうでした。
さいごに:Claudeの可能性
私がClaudeとの対話で特に印象的だったのは:
- 分類・構造化能力
- タイトルからの瞬時の内容理解
- 意味のある分類の提案
- 実用的な情報構造の設計
- ユーザー視点での提案
- 目的に応じた情報の再構築
- 実践的な活用方法の提示
- 継続的な改善提案
- 基本的なデータ処理能力
- 生データの整形
- CSVへの変換
- データの一貫性維持
このように、Claudeは単なる対話型生成AIを超えた、創造的なパートナーとしての可能性を秘めています。みなさんも、ぜひ自分なりの活用方法を見つけてみてください。
ちなみに今回の記事は何度かClaudeとやりとりをして、9割くらいはClaudeに作ってもらったものになります。Claudeありがとう!!!
おまけ
Claudeに文体を覚えさせてみた
最近、Claudeに文体を覚えさせて、その文体で出力するというのができるようになったので、さっそくやってみました。
私は過去にライターをやっていたので、その時の文体を読み込ませて、先ほどの「出てきた結果」をもとに記事を作ってもらったものがこちら。
なんというか、わたしの文体ってこんなにふざけているんだな……ということを再認識しましたが、今回はボツにしました(笑)。
よかったら、例に使ったClaudeを使って書いた推しアイドルのYouTube紹介noteも読んでください!
アドベントカレンダー、まだまだ続きますのでお楽しみに!