こんにちは! JADEコンサルタントと検索結果担当の篠原です。
レッサーパンダが好きです。

この記事は JADE Advent Calendar 2025 の19日目の記事です。
今年はどんなことを書こうかなと、去年のアドベントカレンダー「【2024年】Tableauで描いた読んでもSEOスキルが全然上がらなそうな検索動向まとめ」の書き出しを見ていたら
11月のコアアップデートが終了したと思ったら、1週間後に12月のコアアップデートが始まりました。藤原竜也よろしく「と゛お゛し゛て゛た゛よ゛お゛お゛お゛!」と叫ばざるを得ない状況ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか(遠い目)。
などと書いていたのですが、これを書きはじめたその日(12月12日)の出来事。

えっ、2年連続12月にコアアップデートとかある?(真顔
ということで現実から目を背けながら今年のアドベントカレンダーも張り切って更新します。
【もくじ】
JADEではWeekly Ranking Updateという週次の検索動向レポートを出しています
JADEでは2022年7月頃からウィークリーで検索動向のまとめを社内共有する動きが始まっています。これがWeekly Ranking Update(WRU)です。
2022年7月以降のWRUが週に社内共有された回数の動向はこちら。

今年も継続的に毎週レポートを出すことができました!継続的に3年くらい毎週更新しています。
しかも前年からメンバーも増え、自分がいなくても十分に回る環境になりました。
2022年から考えると感慨深い!やったね!引退します!
Weekly Ranking Updateの3年間を振り返る
ということで今回は2022年に開始してから今までのことを振り返っていきたいと思います。
2022年:全ては妄想から始まった
そもそもなぜWeekly Ranking Updateは始まったのか。
始まりは「コアアップデートの動向分析がもう少し楽にできたらいいな」という気持ちでした。
JADEに入社する前の私は気になっているサイトをまとめておいて、変動があったという時に一つ一つ見ていくような調査方法を行っていました。でもとてもめんどくさいですよね。
JADEに入社して新鮮だったのはランキングデータがBigQueryで格納されている環境です。
当時そもそもBigQueryがなんなのかもよく分かっていなかったですが、データの抽出方法やLookerStudio(これもほぼ素人だった!)への接続などを教えていただき「これならもうちょっと簡単に定点観測できそうだ」となります。
そしてできあがった最初の構想がこちら。
当時完全に妄想で作ったLookerStudioでしたが、これが元になって今のWeekly Ranking Updateがあります。

そしてこの年のコアアップデートにこの妄想を活かしたまとめが爆誕。
ここからコアアップデートごとにレポートを定期リリースする動きとなります。
7月:WRU開始
このコアアップデートのレポートリリースを契機に「コアアップデートの動向だけではなく定期的に検索動向をウォッチできないか?」ということで、確かQの目標で「検索の動向を社内で期に1回共有する」みたいな個人目標がありました。
目標ではあったので1回まとめてリリースしたらえらく褒められたので、そこからやめ時を見失いw、以降毎週水曜日にリリースしています。
ちなみに一番最初に書いた検索動向ニュースはあるサイトのスパム(今で言う寄生サイトの先駆け)でした。先駆けとは。

11月:新メンバー加わる
一人だと回らなくなってきたので新メンバーが加入。当時も大変助かりましたし、今でも大変助けていただいています。二人のチームとなりました。Happy!
2023年:Tableauという革命
この年に変化した最大の出来事はTableauです。
別の人が使っていたTableauが使われなくなったから、という理由で私にTableauの権限が与えられます。もちろんそれまで使ったことすらないですし、そもそもTableauがなんなのかもよく分かっていませんでした(しいて言えば「村山さんが使っているなんかすごいツール」くらいの知識)。
ところが使ってみるとまあなんとも便利。
当然のごとくWeekly Ranking UpdateでもTableauが積極的に導入されるようになりました。
ちなみに最初にWeekly Ranking UpdateでTableauを使って描画したのはハッキングスパムの動向。うーんこの。

Tableauは何よりも優秀なのがBigQuery 接続しても爆速。そして美しい。Tableauはいいぞ。
またTableauで描写速度がとても早くなったので、この頃には定点観測項目も増えていました。
ハッキングサイトの動向、寄生サイトの動向、ソーシャルの動向、ユニバーサル検索の動向、強調スニペットの動向の5項目を通常の変動トピック以外にすぐにキャッチできる体勢になっていました。
6月:データエンジニアの加入
このタイミングでデータエンジニアの方の加入に伴い、BigQueryデータの整備等がスムーズになります。Happy!
12月:簡易版定点観測爆誕
2023年のアドベントカレンダーを作っていた時に、こういう無意味グラフを描きました。

この時ふと「年末年始も楽して一定のものを定点観測する方法はないだろうか…?」と考えたのがきっかけで簡易版Weekly Ranking Updateを作成。
具体的にはTableauを使って一通りの定点観測のみ出せるようにしました。
この頃には定点観測の項目も増えていて、2023年初旬は5項目だったのが14項目に増えています。
BigQueryに接続してデータを出すのですがこれらの項目を抽出するのにTableauだと数分ででき、レポートが完成します。Tableauはいいぞ。

なお、当然ですが年末年始はゆっくり休む期間なので篠原の趣味として簡易版定点観測は発動しています。
2024年:新メンバーの加入と分析軸強化の時期
2024年は大小さまざまなアップデートを重ねたのと、新メンバーの戦力化が大きな年でした。
6月:メールマガジン展開
JADEで発行しているメールマガジンに月1回、Weekly Ranking Updateに書かれた厳選トピックが伊東さんによってピックアップされるようになりました。
伊東さん視点もあって面白いので登録まだの方はぜひ!
7月:新メンバーの加入
初期と比べると細かい調査内容がだんだんと増えてきたのでいよいよ二人では回らないとなり、新メンバーが二人加入しました。ふたりともコツコツと経験を積み重ね、今ではチームに欠かせない存在となっています。
10月:クエリ分析軸を意図に落とし込む
新メンバーがBigQueryが得意だと聞いたので「BigQuery とAIを接続してクエリの分類をしてほしい」という雑な依頼をしたところ、叶えてくれました。すごい!(その節はすみませんでした)
2025年:AIと新メンバー加入と木曜日のネタ帳
今年2025年はAI Overviewなどが大々的にリリースされた年でした。
データエンジニアの方の尽力でAIOなどの傾向分析がBigQuery対応可能となり、可視化〜定点観測もあっという間でした。
3月:AI関連レポートにも対応
AI Overviewと強調スニペットの動向可視化グラフ。これも社内で複数軸の定点観測が毎週できるようになっています。

また同タイミングで新メンバーが一人加入しました。Happy!
このあたりから私が調査しなくてもレポートが回るようになります。
さらに各メンバーがサイト属性をデータに付与してくれたり、検索意図の分類をやってくれたりなどさらなる調査の深みがサクッと確認できる環境ができてきているのが今です。
11月:WRUを社外にもお裾分け「木曜日のネタ帳」
メディアチームと連携した取り組みで社外にも調査データ解放していく運びとなりました。
「木曜日のネタ帳」というプロジェクトネーム(多分自分しか言ってない)で進行中です。

公開されたネタは次のようなものです。
日本相撲協会公式サイトに学ぶ、定期イベント向けURLの使いまわし術📈
— 株式会社JADE (@_jade_kk) 2025年12月11日
取組結果ページ(/ResultData/)が検索で上昇中。その背景には、SEOで推奨される「URLの賢い使いまわし」がありました(相撲だけに)
場所ごとに新URLを作らず、同じURLを繰り返し使う。シンプルですが効果的な施策です(続) pic.twitter.com/0nPJ8BBbfK
まわしだけに。
Google AI OverviewsでYouTubeが急増📈
— 株式会社JADE (@_jade_kk) 2025年11月13日
9月末〜10月初旬にかけて、AIOにおけるYouTube表出が大幅に増加。現在ではWikipediaを上回る頻度(!)で表示されています。
「動画の中身そのものが参照されている可能性」を考えてみましょう👇(1/6) pic.twitter.com/iYYYE0D3wn
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最後に
いかがだったでしょうか?(定型文)
2025年の検索の変化もなかなか大きなものでしたが、2026年もまた高速で大きな変化が訪れるかと思います。
そんな中で、できる限り早く、慌てることなく、しっかりとしたデータを「誰でも」見られる・使いやすくなるように環境を構築していきます。
明日は長谷川さんが「技術の話かアイドルの話」を書いてくれます。どっちになるかはお楽しみに!(両方かもしれない)