JADE経営について 2024

JADEの今年のアドベントカレンダー24日目。ファウンダーの長山が、JADEの2024年を振り返り。Amethystの成長、コンサルティング事業の進化、2025年へのビジョンをラテン語の格言とともに綴りました。

JADEファウンダーの長山です。このブログは、JADEアドベントカレンダーの24日目です。

 

Fluctuat nec mergitur

2024年もさまざまなことがありました。いよいよ創業して5年が経過し6期目に入りました。現在の経営陣になり、JADE 2.0として再出発してからは3年が経過。まずは安定期に入ったということができると思います。昨年までは、JADEがJADEとして存続していくために必要な基盤を作っていくというフェーズでしたが、今年からは明らかにそれが変化し、JADE 3.0へ向けて改革を行いながら伸ばしていくフェーズに入ったということができると思います。外部状況も刻々と変化する中で、前に進み続けていくことが重要になってきました。

 

今年はJADE にとって新たなチャレンジである Amethyst をリリースしました。Amethyst は「検索データの力をアンロックする」ための検索マーケティングSaaSで、Search Console や Google Analytics といったツールから本当に必要なインサイトを抽出するためのプロダクトです。もともとは社内で利用していた基盤を社外向けにオファーする形ではじまったプロダクトですが、ある程度の成功を収め、真面目に投資して伸ばしていく価値のある事業として位置付けられるときが来たかなと思っています。

amethy.st

 

一方コンサルティングは順調に伸び、事業としてだけではなく、チームとしてさらに成長できたと感じます。非常に多くのメンバーがレベルアップして、新しくプロジェクトリーダー候補になる人も出てきました。素晴らしいと思います。

来年はコーポレートチームを本格的に立ち上げ、バックオフィス業務を円滑化・効率化していくことで、さらにコア事業が伸ばしやすく、また意思決定が迅速にできるようにしていきたいですね。来年の大きなテーマです。

 

Carpe Diem

この記事を書くにあたって、今年あった大きなことといえばなんだろうか、と思って過去ログを遡りましたが、ひとつの大きなことがあったというよりは、小さなことで毎日少しずつ前進しているな、と感じることばかりでした。特筆すべきところは以下のようなものでしょうか。

  • メンバーの数が過去最多に。
  • Amethystにさまざまな機能が誕生し、User Analytics という GA4 連携機能もリリース。
  • JADEで初めてのセールスコーディネーターが誕生。営業的なポジションが生まれる。
  • メディアチームに編集長がジョイン。安定的な外部発信の運用の礎に。
  • brightonSEO San Diego に参加。海外進出の足がけに。

大きな躍進で一気に目立つよりかは、一歩一歩確実に土を踏みしめながら歩んでいく会社になりたいと思っています。

来年からはさらに採用を進め、事業を拡大させていく予定です。3年後には50人程度の規模を目指していますので、ぜひみなさまご応募ください。

ja.dev

 

Pulvis et umbra sumus

自分はもともと悲観的な人間なのですが、最近は子供が生まれたこともあり、「我々の一生は短く、また太陽の下では大きな意味を持たないのだから、その制限の中でせめてより良く生きることを目標としよう」という価値観に変わってきています。「我々は塵であり芥である」というホラティウスの言葉は今でも重要ですが、その捉え方が変わってきていると感じます。

2024年もいい年でした。来年もどうぞよろしくお願いいたします。