
AIによって仕事を失う人、失わない人
こんにちはJADEの小西です。
去年、ファベルカンパニーさんのミエルカチャンネルに出演したとき「AIがまだ仕事を奪ってくれない、早く奪ってほしい」とか言ってたのですが、思っていたより早くそうなり、だんだん奪われています。AIの進化がとてつもなく早くて、ものすごく賢くなって、いろんな種類の業務をお願いできるようになってきていますね。弊社の切り込み隊長の井上も先日「AIにドキュメントを作らせつつ、裏で自分は勤怠入力を黙々と行う…なんか思ってた未来と逆な気がする」と言ってました。この先、人間の仕事は何が残ることになるのでしょうか。
今後、人間としては何ができれば価値を出していけるのか、その答えは僕にはまだわかりませんが、価値が出せなくなる人がどういう人かはちょっとずつ実感として見えてきています。
一例として、「情報の扱い方」の軸で考えます。
- 情報をたくさん持っていて、それを提供できる人
- 情報をたくさん持っていて、相手に必要な情報を選別・加工して提供できる人
前者は、Webが普及した時点で価値が大きく下がりました。情報を集めるだけなら簡単になり、集めようとすれば膨大な情報が手に入る、ただ、その中で自分にとって本当に重要な情報がなんであるか、それらを自分としてはどう解釈するべきなのか判断するのは簡単ではない、特に専門的な分野ほど難しいので、これができる人は今も高い価値を提供できています。しかし、これすら最近のLLMをベースとした対話型AIにはできてしまうので、このくらいだとどんどん価値が下がっていくことでしょう。
となると人間としては何をしたらいいのか?僕もはっきり見えてはいないですが、次のような人は価値が高いままであり続けるんじゃないかなと思ってます。
- 相手の意思決定に直接的に影響を与えられる人
- 相手が次に取るべき行動の決断を促進できる人
これすらAIにはできそうです。しかし、人や組織が向かうべき方向を決めるとき、正論や歴史が示す正解だけが答えになるわけではないですし、これをLLMがすべて担うかというと、そう単純な話ではない気がしています。未来のことを決めるうえで文脈だけがすべてともならないはずです。
ということで、そんな価値の高さを自分に備え、保ち続けるために、何をしたらいいかというとたくさんありそうですが、情報収集文脈においては、単に情報を集めるだけでなく、人がどのように情報を処理して意思決定をしているのか、その体験に触れることが大事だろうなと思うのです。
やっぱり「体験」に触れたい
というようなこともあってまた開催します、広告運用フォーラムディスカッション。
もともと、情報あふれる現代で他人の「体験」に触れられる機会がほしくてこういうイベントを開催したいと考えました。前回開催前にブログに書きました。
それから半年ちょっとしか経っていないけど、AIの進化が激しくて、僕がこのイベントに求める想いはもっと強くなりました。広告クリエイティブはどうやって作るといいの?ECの広告はどう運用するといいの?レポーティングどうやってる?ただそういうことだけを聞きたいのではなくて、その話の裏側にある背景、どんな人が関わっていてどういう課題があってそれをどう解決しようとしたかという意思決定を聞きたい、その体験を聞きたい、です。
なので、一方的に何かを教えることはない、みんなで議論する、フォーラムディスカッションです。
前回(2025/11/25)の様子
このイベントは、その場にいる人がしゃべりづらくなる要素を可能な限り排除しているので、写真も、話したことも表に出すことをNGとしています。SNSへも具体的な内容は投稿禁止です。なので、ここでお伝えできる写真や当日の様子などが、ありません!
なので、ちょっとアンケートの結果の一部だけ共有します。
一般参加者43人、回答数は25件でした。
参加してみて、イベントの趣旨について理解できましたか?
よく理解できた:76%
理解できた:24%

イベント自体は、趣旨に沿ったものになっていましたか?
趣旨通り:76%
概ね趣旨通り:24%

イベント全体を通して、満足していただけましたか?
とても満足:84%
満足:16%

「満足度高いから行こう」では来ないでほしい
恐らくですが、満足した人が多いなら自分も満足する、とはならないと思います。満足度は高かったですし、実際高かったであろう感触が当日もありましたが、恐らくは、このイベントのような機会を有効活用できる方が多く来てくださったからだろうと思っています。アンケートに回答してくださってない方の中には、合わなかった方もいただろうと思っています。自分はこの話をしたい、聞きたい、ディスカッションしたい、というテーマがあるなら、きっと楽しめます。受け身より能動的なほうがいいですが、前のめりである必要はありません、とても緩やかな雰囲気の中、控えめな性格の方でも発言できている場面はよく見かけました。
他の人の感覚に触れたい、生の体験談を聞きたい、そんな方はぜひいらしてください。