入社エントリ〜25歳の私はなぜJADEにいるのか、自問自答してみた〜

JADEの今年のアドベントカレンダー3日目。5月にJADEにジョインした江越が、自問自答形式で入社の経緯を語ります。Mission/Valueを重視する社風や、組織の一員として感じていることなど、若手コンサルタントの視点から書いています!

こんにちは。JADEでジュニア・コンサルタントをしている江越と申します。

JADEに入社してから早くも8ヶ月。時の流れって速いですね。

この記事は、JADE Advent Calendar 2024の3日目の記事です。

 

「年の瀬だなぁ。今年、やり残したことはないかな〜」とぼんやり考えていたところ、入社エントリをまだ書いていないことに気づきました。アドベントカレンダーを機に書いてみるかぁと思ったものの、いざ自分語りで経歴を語るのは少し気恥ずかしくなってしまいました。

そこで思いついたのが、頭の中にリトル江越を召喚して自分に問いかけてもらう——つまり、自問自答形式で書いてみれば良いのでは?というアイデアです。というわけで、アドベントカレンダー3日目の今日は自問自答形式の入社エントリを試みてみようと思います。

需要があるかどうかは分かりませんが、25歳の若輩者がJADEで何を考えているのか気になる方は、どうぞお付き合いください。

 

JADEに入る前のお話

まずは簡単に自己紹介をお願いします。

江越誠一郎です。1999年生まれで、社会人4年目、JADEは2社目になります。前職は当時東証プライム上場のマーケティングリサーチ企業で、主に購買データの集計・分析を担当していました。そこで約3年間勤めた後、今年の5月にJADEに転職しました。

前職も広い意味ではマーケティング業界ですが、実務内容は大きく異なるのでいわゆる異業界転職というやつですね。

異業界転職だったんですね。SEO業界はどうやって知ったんですか?

実は社会人になる前の長期インターンで、検索流入を狙ったコンテンツマーケティング業務を担当していたんですよ。そこでSEOという概念に出会い、自分なりに勉強をして業務に活用していたという経緯があります。

それまでは人差し指タイピングしていたくらいITスキルがおぼつかない学生時代だったのですが、いざSEOを勉強し始めると「普段目の前にしていた光景の裏側にこんな努力が存在するんだ」と驚き、気付いたら勝手にのめり込んでいっていましたね。

長期インターンを通じてSEOを知ったんですね。それではなぜ社会人になってからすぐにSEO業界に飛び込まなかったんですか?

これからデジタルマーケティング業界でキャリアを築いていくにあたり、自分がマストで越えておきたい明確な壁を見つけたからです。それがデータ加工・分析でした。

長期インターン時代からGoogle Analytics(UA)やサーチコンソールのデータは自分なりに活用していました。が、自分の立てた仮説を検証するには既存のUIだけでは情報が不十分だと感じることが多々あったんですよね。

やはり生データを自分の思い通りに加工できるようになりたい——この課題を克服しない限りSEOにしてもデジタルマーケティングにしても思うように進めないなと考えていた中で、たまたま良い環境をオファーいただけたというのが1社目への入社経緯です。

データ加工・分析スキルの習得に新卒の切符を使ったと。では、1社目では具体的にどんなことをやっていたんですか?

繰り返しになってしまいますが、端的に申し上げると購買データの集計・分析です。前職では一般消費者の購買情報データベースを独自に構築しており、自分はクライアントの要望に応じたデータ抽出・加工・分析を担当していました。

やらなかったことでいうと分業制だったこともあり、クライアント対応や仕様の設計は原則としてフロントの担当者にお任せしていました。また扱うデータはほぼ消費者購買データだったので、長期インターン時代に触れていたいわゆるWebの行動履歴のデータからは完全に距離を置く形になっていました。

私はとにかくExcelやBIツール(Alteryx)を駆使して目の前にある購買データベースと向き合ってガチャガチャすることに没頭する、そんな3年間でしたね。

 

JADEに入った理由

1社目ではデータとひたすら向き合う時間を過ごしたんですね。どうして転職活動を始めようと思ったんですか?

一つ目の理由は、データ加工・分析という自分が当初設定した壁を乗り越えることができたからです。この壁を超えるために、購買データの業務を通じて「この考え方をWebの行動データに当てはめたらどうなるだろう」と常に考えながら行動していました。そうした行動の継続に加え周囲のサポートも相まって、2年半ほどで自分が必要とするデータを自分で作れる素地が身についたと実感できるまでに至ることができました。ありがたいことに。

厳密に言えばSQLを業務レベルで扱えるようになるという目標は残っていましたが、当時の組織でSQLのスキルはあまり重視されていない印象だったので、チャレンジに向いていなかった。またツールが変わっても考え方の本質は変わらないという確信はあったので、SQLの実践は次のステップでやれれば良いと気持ちを切り替えてましたね。

そしてもう一つの理由は、デジタルマーケティングを一気通貫で手がけてみたいと思うようになったことです。自分で仮説を立て、施策を実行し、検証する。このサイクルを回す楽しさを長期インターンを通じて知ってしまっていたので。前職に入った目的を達したタイミングでもう一度その世界にチャレンジしたいという思いが再燃したのが、社会人3年目の夏頃でした。

デジタルマーケティングに携わるという意味では、いろんな選択肢があったと思います。その中でJADEを選んだ理由はなんだったんですか?

JADEを選んだ最大の理由は、正しい知識と仕組みの理解に基づいたデジタルマーケティングを実践できる環境として最も信頼していたからです。経験則偏重で不確かな情報が広まりやすいこの業界において、JADEはXやブログ、様々な媒体を通じて、正しい知識と仕組みの理解を広めようとする姿勢を一貫して示していました。それを設立当初からずっと見ており、時を追うごとに信頼が高まっていったというのが大きかったのかなと。

ずっとJADEの振る舞いをみてきたからこその信頼が一役買ったんですね。とはいえ上場企業から、未上場のJADEに入ることに不安はなかったんですか?

不安は不思議となかったですね。そもそもビジネスの規模とその会社の実力は必ずしも比例しないという考えがあったので、会社の大小は転職先の判断基準としてはかなり優先順位が低かったんです。実際、JADEの待遇は同業界の大企業と比べても遜色なく、むしろ求める水準が高い分、より良い待遇になっているという実感があります。

私の中で重視していたのは、信頼できる人々がその企業を信頼しているか、そして自分自身がなぜその企業を信頼できるのかを明確に説明できるかという点でした。またJADEは様々な発信を通じて数多くの情報をオープンにしてくれていたので、カルチャーマッチの観点からも判断材料が豊富にあり、それが大きな安心感につながっていたのもあったかなと。

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まぁでも結局のところ、不安よりも「ずっとJADEで働いてみたかった」という思いの方が圧倒的に大きかった。JADEに入社できることが決まった時は、2023年のWBC決勝で日本が優勝した時以来のガッツポーズを決めていました(笑)。

 

JADEに入ってから今まで、そしてこれから

晴れて念願のJADE入社となったわけですね。入社してからどんなことをやっているんですか?

ありがたいことに、いろいろとやらせていただいてます。サイトの現状分析や施策の効果検証といった分析業務をはじめとして、サイトリニューアル・コンテンツ・技術周りのQ&A・社内業務のOpsっぽい動きなどなど。挙げればキリがないほど、いろんな分野へ挑戦の機会をいただけています。数あるチャレンジのうちCausalImpactに関する挑戦はブログにしているので、もし興味あったら読んでください。

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とにかくあまりあるほど需要がある環境で、各方面の専門家に囲まれて実践的な学びを深めることができる喜びに浸る日々を送っています(笑)。脳汁ぶっしゃーなエブリデイです。

楽しそうで何よりです。JADEに入社してから気づいたこと、ギャップとかって何かありました?

特にギャップは感じませんでした。先ほども触れたようにJADEは情報をオープンにしているので、大抵のことは想像していた通りでした。ただ、入社して新たに気づいたことはいくつかあります。

一つは意思決定の透明性です。会社としての意思決定一つ一つがJADEの掲げるMission/Valueと密接に結びついており、変に言い訳がましいところがないなと。自己資本経営を貫いてきたからこその一面かもしれませんが、この良さは今後も大切にしていきたいと一社員ながら勝手に感じています。

あとは、"I belong to JADE"というよりも"We are JADE"というに相応しい雰囲気もJADEに入ってからより強く感じましたね。JADEに関わる全員で議論する場が、おそらく外から想像する以上に多く設けられています。こういった議論を見ているとメンバーが組織に属しているというより、メンバー一人一人の行動がJADEを形作っているという感覚があり、個人的にJADEのとても好きな一面です。

推し語りのような形になってしまいましたが、俯瞰的に見るとJADEはMission/Valueドリブンの成分が非常に強い会社だと思います。

Mission/Valueに対して「違う、私はこうしたい」と真っ向から対立する考えを持つ方には合わないかもしれません。まぁでもやはりこれだけ裏表がない会社もなかなか珍しいなと思っています。

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最後にこの先どうしていきたいかといった展望があれば、お聞かせください。

まずはJADEで一日も早く一人前になることを目標としたいです。まだまだ気になること、知りたいこと、できるようになりたいことがごまんと溢れているので。

その先のキャリアについては…具体的なことは決めていません。あんまり先が見えると飽きる性分ですし、世の中の激しさを鑑みても「絶対これ」というものは定めないでおく方が良さそうというのが今の自分のスタンスです。

とはいえ軸を何も決めずにフラフラしたいわけでもないので、差し当たり「個人として公益と利益の両立に対して真摯に取り組み続ける」「JADEのプレゼンス拡大と面白さの両立」「JADEの知見やインターネットに対する姿勢を世の中により広く深く浸透させていく」という3つの軸に沿って活動できればな〜と思っています。

 

最後に

…とまぁ自分語りを自分語りっぽくなく書いてみました。つまりは「江越は元気に働いているよ」が伝われば良いかなと思います。みなさんご安心ください。脅されてないです、後ろには誰もいません!!!

現在JADEでは全方位で採用強化中です。特にJADEの掲げるMission/Valueに対して純度高く取り組んでいきたい方には本当にお勧めできる環境だと思います。ご興味のある方はカジュアル面談もやっておりますので、ぜひ前向きにご検討ください。

ちなみに私ごとで恐縮ですが2024年のチャレンジとして大好きなラーメンを週1回、つまり年間52回に制限するのを絶賛実施中です。2024/12/3現在、49/52杯のペースで進行中となっております。こちらも皆様、温かいご声援をどうぞよろしくお願いします。

明日以降のアドベントカレンダーもお楽しみに!